MAO的小屋 ~相原茂の隠れ部屋~
Home Profile Essay Diary Column Gallery Books

MAO'S Profile
日々の雑感。
【2007年10月26日】 『「感謝」と「謝罪」』書評

新刊「『感謝」と「謝罪」』を中国情報局サーチナがとりあげてくれ,書評を載せてくれた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=1022&f=column_1022_007.shtml
この本の第3部はサーチナに掲載したコラムなので,いわば実家に里帰りさせてもらったようなものだ。
アマゾンでも読者レビューが一つ載っている。こちらも好意的に紹介していただきありがたい。「文末が不一致」という指摘があったが,これは仕方がない。第2部は大学での講義をテープから起こしたもので,これはどうしても「です,ます」の話し言葉だ。それにたいして普通のコラムは「である」調だ。一旦できあがっている文章の文末を変えるのは意外にむずかしい。


【2007年10月22日】 庭の柿の木

庭に柿の木がある。今年はたわわに実をつけた。
俗に「桃栗三年,柿八年」というが,本当に八年目の豊作だった。
しかし,こういう時は早めに剪定というか,間引いてやらないといけないそうだ。ほったらかしておいたら,ある日窓から庭を見たら,柿の木が大きく傾いているではないか。柿の実の重さで根が地中で傾き,浮き上がってしまったのだ。
これは一大事と庭に出て,ともかくこれ以上倒れぬようにビニールのヒモで柿の幹を縛り,それをお隣との境の塀のあたりに巻き付けた。よし。これでこれ以上は倒れまい。
次に実りすぎた柿を少し間引くようにもいだ。もぐたびに枝が軽くなり,ざざっと音がして樹全体が上の方にあがる。
会津の田舎の「身知らず」柿を思い出した。渋柿だが,樹いっぱいに無数の実をつける。枝はしなって今にも折れそうなほどだ。我が身を顧みずに子をつけることから「身知らず」の名がついたという。
さて,応急措置は済んだものの,このままではまずかろう。庭師のおじさんに電話をして,きてもらわなければなるまい。ほかの樹も枝葉がもじゃもじゃになっている。ついでに手入れをしてもらおう。
ところが,埼玉からよく来てくれていたおじさんの電話がなぜかつながらない。使われておりませんと言うのだ。どうしたのだろう。もう商売をやめてしまったのか。1年に2度ぐらい顔を見せていたのに。
しかたがない。新規にどこか頼まなくてはならない。
こういうときは,いざという時のために取っておくチラシが役に立つ。2枚ある。一つは台東区の庭師。もう1枚は根津だ。
台東区の庭師の方が親しみがもてそうなチラシで,庭師の顔のイラスト入りだ。そちらに電話する。すると1時間ぐらいで家にくる。なんでも近くで作業をしていたらしい。見積もりを出してくれる。「これですと2人でやりますね。基本料がいくら,柿の木のつっかえはサービスにします」などといいながら,見積もり表にチェックをいれてできぱき話をすすめる。
結局,6万円の見積もりだ。ちょっと高い。いままでは4,5万だった。では,お願いするときはお電話します,と引き取ってもらう。
根津の庭師に電話する前に,思いついて文京区役所に電話してみる。確かシルバーセンターというのがあり,退職したシルバーの方がボランテアがてら庭の手入れをしてくれるというのを目にしたことがあった。
早速,文京便利帳を片手に電話すると,担当の方が出た。これからの依頼だと,2ヶ月後になりますと言う。そんなには待てない。やはり,1時間千円とかでやるから,こういう仕事は数千円ぐらいで請け負うとのこと。これでは注文が殺到するわけだ。
あきらめて,根津に電話。明日うかがいますという。ところが,約束の日に来ない。こないじゃないか,と電話入れると,奥さんらしき人がひたすら謝っている。
翌日にこんどは庭師本人の携帯に電話すると,もうわが家の庭を覗いたらしく,3万5千円でいいという見積もり。それじゃお願いしますとなった。
当日は2人がかりで,てきぱきやってくれ,雑草もすっかり抜いてくれた。柿の木は傾いたまま立派な松葉杖みたいなのをあてがってもらった。傾いているじゃないかというと,いやこのほうが格好いいですよ。それに無理に立てると折れちゃいますよ,と言われた。松じゃあるまいし,傾いた柿の木なんてあまり聞かないなあ。
玄関脇にあったシュラの樹は,この夏の暑さで枯れてしまった株が2本あり,それも始末してもらった。あんなに暑いときは水をやらなければダメですよと注意された。この夏は本の執筆ばかりしていて庭の木々にあまり目をやらなかった。
今日は柿の実を一つもいで食べた。甘柿でおいしかった。たくさんなっているので,人にも食べさせたくなる。自分で作ったクッキーとか,漬け物とか,よく人に食べさせるが,こういう気持ちなのかしら,などと思いながら食べた。


【2007年10月19日】 空耳ワード大募集!

中国情報局サーチナに「中国語 ダジャレのススメ」というのを書いたら,反響がすごい。みんなこういうのが好きなんだ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=1019&f=column_1019_002.shtml
北川えりさんは何はさておき「トイレはどこですか?」は絶対必要ですと力説する。何と言うのかと聞いたら「ツー惣菜な?」。お惣菜一つじゃ栄養が偏る。やっぱ「ツー惣菜な?」と言う。ちょっと苦しいが,いいかもしれない。
「ごめんなさい」とお詫びのことばも必要だ。これは「デブチン!」と言えばよい。“对不起”と聞こえる。謝るのは癪だが,これなら言いやすい。
“多少钱?”も必須だ。これは「ドアチェーン」と言えば絶対通じる。
九州の住人からは,ちりとりの“簸箕”は「ポーチ」に,“一次一次地”は「いついつだ」と聞こえるというレポートがあった。
中国語の出来る人の間だけで,ちょっとおしっこ,と言う時「ちょっと“熊本”へ」という隠語はどうだろう。
年来温めている傑作「空耳ワード」がありましたら,あるいは今思いついた「ダジャ単」がありましたら,教えてください。
トップページにメルアドが出ていますから,そちらからどうぞ。


【2007年10月13日】 新聞広告

『「感謝」と「謝罪」』(講談社)の新聞広告がでる。明日の日曜日,日本経済新聞に出ると教えてもらった。この本は日中のビジネスにかかわるビジネスマンの方にも読んでもらいたい,ということらしい。そう言えば前著の『現代中国語新語辞典』も日本経済新聞にコマーシャルを出したと聞いた。聞いたというのは,私は経済新聞はとっていないので見ていないのである。
このあいだ,『「感謝」と「謝罪」』が出たばかりのときは朝日新聞の,やはり日曜日に広告を出すという知らせを得た。ところが朝日新聞も私はとっていない。私はものごころついたときから讀賣新聞で,ずっと庶民的なままである。広告が出たのを知って友人がFAXで送ろうか,と言ってくれたが,そこまでして見てもしょうがないので「いいよ,いいよ,別に」と辞退したが,ちょっと見てみたいという気はやはりある。しかしそこまでして見るのも気恥ずかしい。それで明日だが,わざわざ駅に買いに行くのはいやだし,近くのコンビニぐらいにならでかけてもいい気がするが,まあいずれ編集者の方が「こんなふうにお出ししました」とコピーを見せてくれるのではないかと踏んで,やはり買いに行かないだろうなあ。前回もそうだったから。



以前の日記を読む