MAO的小屋 ~相原茂の隠れ部屋~
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MAO'S Profile
雑誌、新聞、書籍などに寄稿したエッセイ集。
猛暑

岸弘子
連日35度を越す猛暑が続き、長砂では、ついに40度を突破したと聞きました。

上半身裸の男性や、ほぼ裸に近い子供たち(金太郎のように、おなかだけ隠している)の姿を見ると、うらやましくなります。(私がやると、犯罪でしょう・・・)夕方になると、団扇を片手に涼を求める人たちが近くの公園に集まります。湖畔のきれいな公園ですが、夜でも28度はあるので、さして涼しくはありません。「涼 みに行こう」と誘われて小一時間散歩しましたが、家に着くころには、全身汗でびっしょりでした。

公園を散歩中に、ローラースケートをやっている場所があるというので、興味津々、見に行きました。やっと歩けだしたような子供から、小学生くらいの子供まで30人ほどいたでしょうか。大学生くらいの若い男の先生が手取り足取り教えています。まあ、ほほえましい風景・・・・と思いきや、その周りを取り囲んでいた のは、その子供たちの両親と祖父母たち。自分の子供が転ぶたびに叱咤激励。ああ、ここでもか、という感じです。

猛暑が続くと、自然と食欲もなくなり、冷蔵庫で冷やした桃とスイカが主食になってしまいました。(こちらでは、スイカが安くて、500グラムが7〜8角程度で買えます。)大家さんが心配して、いろいろと食事を持ってきてくれますが、爪までついたリアルな鳥の足が食卓に並ぶと、まさに真夏のホラーのようで、「ごめ んなさい」。ハルピンでは、あれほど好物だった豚のスペアリブものどを通りません。ただ、唯一食べれるのが「お粥」です。こんな暑いのに?と思われるかもしれませんが、こちらでは、真夏の食欲のないときには、冷たいお粥を食べるそうで、冷蔵庫でキーンと冷えたお粥は格別です。

お粥といっても、日本で病気のときに食べる梅干入りの白いお粥ではありません。ホタテと白米のお粥、砕いたとうもろこしを炊いて砂糖を加えたお粥、緑豆入りのお粥・・・と種類も豊富で、この時期は3食お粥を食べる人も多いそうです。私も、大家さんの奥さんが前日の夜に炊いてくれたお粥を、朝食、昼食(タッパー に入れて職場にもって行きます)、晩食の3食、冷やして食べるようにしました。お弁当にお粥を持っていくのは、生まれて初めての経験ですが・・・・。

毎日お粥も、ということで、おいしいと評判の日本のラーメン屋へ行きました。九州は博多のとんこつラーメン!ということではありましたが、やはり、期待を裏切らず、中国式の博多ラーメンが出てきました。入り口には長蛇の列。値段も中国の牛肉面の5倍はしますが、日本のラーメンというブランドがモノをいってか、 かなりの人気のようです。

私の意見としては、おいしいものを食べようと思ったら、地元で取れたものを使って、地元の人が作った料理が一番!ということです。



2009年7月20日


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